こんにちは！名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「1万時間と1000時間」です。

「1万時間の法則」という法則があります。以前このブログでも紹介しましたが、なんでも1万時間以上練習すると100人中1番くらいにはなれるという法則です。
ギターも講師のレベル以上になろうとするとこの1万時間がある一定のラインになります。
もちろん1万時間未満の講師もいるかもしれませんが、1万時間を超えたくらいから「一般の人よりかなり高いレベルにいる」という実感が湧いてきます。
ただこの1万時間というのが曲者で結構大変です。例えば毎日1時間の練習だと28年ほどかかってしまいます。毎日10時間の練習で3年ほどですが毎日10時間はかなりの量です。

なので大方の人は1万時間に到達する前にあきらめてしまうことが多いです。
よく見かけるのはいろいろなことに手を出す人です。

いろいろなことに手を出すことはけして悪いことではありません。ただ、先ほどの話でいうならば1万時間一つのことをやるのと1000時間10個のことをやるのとでは極める感覚がずいぶん違います。1000時間も結構な時間ですがこれだと結局、受験勉強をした学生でも1年間で1000時間くらいは勉強すると思うので理解しやすいと思いますが、極めた感覚とはほど遠いです。「私、結構がんばったなぁ」という感じでしょうか。

なのである程度、極めた感覚を持ちたいのであれば1万時間のラインが目安になるかと思います。もちろん「極めた感覚」といっても結局物事を極める人などそうそういないので1万時間でギターは極めれませんが極める感覚は分かるようになります。またその感覚は他のことにも使えるので別のことを勉強したときに次は1万時間ではなく半分の5000時間程度で理解出来るようになります。

なので是非まだ何も1万時間以上やった記憶がなければ挑戦してもらいたいと思います。

大変ですが。。。。。